歯磨きってそんなに嫌か?子供に楽しく歯磨きさせる方法を試してみた

子供の歯磨き、きっついですよね。

いちおう3歳と0歳の息子たちの父親をやっています。

子供の歯磨きと、皿洗いと、公園連れてくのはぼくの担当です。

歯磨きのたいへんさは群を抜いてます。尋常じゃないです。

キレたことも一度や二度じゃありません。

でも曲がりなりに1年くらい毎日やってきて、子供が歯磨き嫌がる理由とか、楽しく歯磨きするコツとかわかってきました。

今日はそんな子供の歯磨きのコツをご紹介しますね。

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なんで子供ってあんなに歯磨きイヤがるの?

子供の歯磨き。

子供ってホントに歯磨きキライなんですよね。死ぬほど嫌い。

「仕上げはおか〜あさ〜ん♪」とか言ってる場合じゃない。

そんな余裕は1ミリもないです

仕上げどころか、最初っから最後まで、ぜんぶお母さん。
またはお父さん。

しかも歯磨き中、ずっと泣きっぱなし。

泣くだけならまだしも、敵と見なした歯ブラシを生えそろったばかりの乳歯で
ガシッと噛もうとしやがる……ええい、離せぇい!

しっかし子供って、どうしてこれほどまでに歯磨きが嫌いなんですかね?

観察するかぎりだと……

他のことができなくて退屈

これはまぁ超多動性な子供たちにはキツイですよね。
3分じっとしてるのも辛い人たちなんだから。

でも、だからってあんなに嫌がらなくてもと思うけど……こっちが泣きたい。

痛い

実際に言われました。お父さん痛いって。

これは試しに伴侶に自分が磨いてもらうとよくわかります

歯「だけ」磨くって難しいんですよね。
歯グキまで磨いてしまうという。
それが痛いみたいです。

ぼくはちなみに奥さんから磨いてもらったことはありません。

歯磨きが怖い

まぁこれもわかりますね。

わけわからず口のなか荒らされたら誰だって怖い。

上の「痛い」がセットで記憶されると、そりゃ死に物狂いで抵抗してきますよね。

親の顔が怖い

向き合ってるときの親のアップ顔が怖いという。

言われたことないですが可能性あります。

歯医者が異常に真剣な顔つきで覗き込んできたら死ぬほどビビる。
二度といかないわ。

歯磨きしてくれないとイライラがMAXに

とまぁ、子供の言い分もわかる気がしますよね。

痛い、怖い、つまらない。
そりゃ歯磨きもイヤになりますよ。

だからといって磨かないわけにはいかないんですよね。
朝から晩まで何かしら甘いもの食べるから、遅かれ早かれ虫歯になるんで。

「こっちはお前のためにやってんだよ!」

という気持ちがまたイライラを助長する……

上の子が大泣きして赤ん坊が起きちゃう、
みたいな寝かしつけ失敗に繋がるとブチ切れそうにもなりますよねぇ。

どうにかしてくれ、しまじろう。

ゼッタイ歯磨きさせてやる……父の小さな挑戦

最初は見て見ぬフリしてたんですよ。
「歯磨きメンドクセェな」って。
長男だけのときは妻がやってくれてたので。

スイマセン最低ですね…

でも下の子も生まれて育児量が増えて。
歯磨きは基本ぼくがやることになりました。

ナメてました……

数回目くらいからついイライラして、切れてしまうことしばしば。

夜中に自己嫌悪。猛省。

で、決めました。

「ゼッタイ歯磨きさすようにしてやる!」

そっから色々試してみまして。

歌う

ベタですがまずは歌。

はじめはつい自分の好きな美空ひばりとかテレサ・テンなんかを聞かせてましたが効果なし。妻の目も痛い。

で、子供にはやっぱコレだ、と「おかいつ」や「いないいないばあ」の曲もやってみたものの……

まったく効果なし。

歌のお兄さんにはなれそうもありません。

変顔する

お兄さんついでに変顔も披露。

一瞬わらってくれますが、以上。それだけ。

2秒後にはふたたび大泣き。

リズムをつける

「あシャッカシャッカシャッカ」

「ほいシャッシャッシャ」

意味なし。

ごほうびを見せる

「歯磨きできたら◯◯あげる」というやつ。

これも効き目ないですね。そんなんで自制してくれるなら苦労しない。

それにうっかり「磨いたらチョコあげる!」

なんて言ってしまいそうで、こっちとしても勘弁こうむりたい。

甘い歯ブラシ粉

最初は効いてたんですけどね。

慣れというのは怖いもので。

解決策にはなりえず。

プレッシャーをかける

「ほんといい加減にしろよ?マジメにさ」

大人げない……疲れてるときたまにやってしまいました。

ごめんなさい。

怒鳴る

これもほんとに申し訳ない。

でもパパも人間なんだ。

投げ出す

「もういいよ、自分で磨けっての」

捨てゼリフを吐かれ放置された息子。

この世の終わりみたいな切迫さで大号泣。

こうなると収拾つかないです。涙でてくるわ。

嫁さんメリー

頭上で奥さんに「ほーらほらほら」ってやってもらう。

キョトンと見てくれてるうちはいいんですが、

たいてい途中から笑いだして興奮。

場はほがらかになるんだけど、磨けねぇ。

これだ!歯磨きさす最高の方法みーつけた!

10戦10敗。

勝ち目なしじゃねえかよ。

日に日に、リアルに歯磨きが憂鬱になっていきました。

「下の子までやることになったら胃潰瘍になるぞコレ」

大仏みたいな薄笑い浮かべてバウンサーで夢見てる次男に思わず合掌。
どうかお前はおとなしく磨かれてけろ。

半絶望がつづいたそんなある日。いやいつだったか覚えてないけども。

見つけたんですよ、最高の方法を。

奥さんが。

すべての答えはバイキンマンが持っていた

ぼくが何かで手間どってるときに、代わりに奥さんが磨いてくれて。

やっぱ初めは嫌がられてキレてたんですが、いきなり

「あ、◯◯ちゃんの口にバイキンマンがいた!」

すると息子がおとなしくなったんですね。

で、

「一緒につかまえちゃおう。今日は5匹だよ!」

息子の目が、イキイキと輝きだしたのである。
それはまるで、裏庭で昆虫を追いかけるファーブル少年のようであった。

「1匹目つかまえた!やったー!じゃ次、2匹めね!」

次々バイキンマンを捕獲していく妻。

ぼくにはバイキンマンの姿は見えない。プレデターと同じ原理なのだろう。
ヤツらは侵略者なのだ。

などと小説家(アマチュア)の妄想を楽しんでるうちに歯磨きは終了。

グジュグジュペーまで完璧にやって、しかも息子は笑顔笑顔。

これだったんだ。

答えはバイキンマンだったんですよ!

まとめ

というわけで、奥さんのおかげで問題は解決。

夜な夜な息子とバイキンマン・ハンティングに出かけております。

困ったらバイキンマン!

……じゃないですよ。

子供それぞれ、合う方法は違うと思うので。

大事なのは、諦めないココロ

人間のココロでございます。

ドーン!!!(喪黒福造)

それこそバイキンマンのように、あるいはガリゾーみたいに、
なんど失敗してもトライを続けるという。

子供が「歯磨きたのしい!」と思えるようなやり方がいいんでしょうね。

ゲーム要素というか。

ちなみに我が家では今すこしやり方が進歩しまして、

「1匹目は息子が自分でつかまえる」

というふうにしました。

そしたらけっこうしっかり、自分で最初磨こうとしてくれるようになって。

まだまだ全然磨けてはいないんですけどね。

でもこうやって続けてったら最後は全部じぶんでやってくれるかなと。

「なぁ親父、明日から来なくていいよ」
「なんだって?」
「明日から俺、ひとりで行く。ひとりで、バイキンマンを狩りに行くんだ」
息子は立ちあがり、壁に立てかけてある私の槍を手にして、振り返った。
精悍な、男の顔をしていた。
「親父は家でのんびり休んでてくれ。ありがとうな今まで。もう俺、自分だけの力でやってくよ」
私はゆっくりと息子に近づいた。
そしてそのたくましい肩に手を当て、にっこりと微笑んだ。
窓から、満天の星々が私たちを見ていた。

(完)

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