偏差値重視の日本の大学は本当にオワコンなのか?

2019年5月24日

突然ですが、日本って、「終わってるなぁ」と感じるものが少なくない気がします。

政治や経済、それに全然改善されない育児環境もそうですが、個人的には教育もかなりヤバイんじゃないかなと感じています。

というわけで今回は、日本の教育、とくに大学がオワコンかどうかを考察していきます。

日本の大学、もうオワコン?

こんな記事を見かけました。

え?この時代に「大学に入る意味」があると、本気で思ってるの……?

記事の主張は記事冒頭の以下に集約されていて、

  • 大学に行かなくても大抵のことは学べる。
  • 大学に行かなくても食べていける。
  • 大学に行かなくても人とのつながりはできる。
  • 大学はそもそもコスパが悪すぎる。

ということらしい。うん、納得。
ぼくも大学不要論者で、とくに日本の大学は価値なしと思ってます。

自分の子どもたちにも、できれば行ってほしくない……。
高い金を払って、あるいは奨学金という名の借金を背負ってまで、入るほどの学びがあるとは思えないんですよね。

テキトーに進学するのが問題

この世に生まれてしまったかぎり、人間の目的は「死ぬまで生きること」なわけで。

つまり「どうやって食っていくか」これが何より大事なんだと思います。

サラリーマンしたり自営したり、要するにぼくらが働くってのはそのための手段であって、手段だから選択肢の1つでしかないんですよね。
その「働く」の準備段階として、大学に行くという選択がある、というだけ。

にもかかわらず、みんな大学を目指しますね。
自分を振り返ってもそうだけど、それはそれは盲目的です。

本当に無目的で、ただなんとなく。
4年ないし5年という人生の貴重な時間の投入を、これほどテキトーに意思決定してしまうのは愚かとしか言いようがないなと思います。

これは過去の自分への自戒をモーレツに込めてますが。

でも、今でも大学生のほとんどが、こんな感じで大学進学を決めているんじゃないでしょうか。

大学よりも学べる場所はいくらでもある

もはや大学に行かなくても、たいていのことは学べるんですよね。

とくに、生きることにほぼ直結する「どうやって収入を得るか」という点に対しては、大学なんか行かずにバイトしたり就職したりネット起業したり、小説や文章書いてみたり世界一周してみたりするほうがよほど有意義な気がします。

もちろん、大学に通いながらそれらを実践することも不可能ではないと思いますよ。
実際に、やっている人もいるでしょうし。

だけどお金の問題と、時間的な制約があるから、やっぱり簡単ではないんですよね。
私大なら学費はざっくり年間100万前後で、週に4-5日は拘束されるわけですし。

そういう制約がなければ、ヒョイっと世界をめぐる旅に出かけることだってできるとは思います。

大学は稼ぎ方を教えてくれない

もちろん大学にも、いいところはあります。

常に大勢の人間が出入りする場所だから、いろんな出会いがあります。
かわいい・かっこいい異性だって大勢いるでしょう。
素晴らしい授業をしてくれる先生も、ものすご〜く稀にですが、いることはいます。

でもそれを言ったら、どんな選択肢にだって「いいところ」「悪いところ」があるんですよね。

それを選ぶ目的が「いかに食っていくか」だとするなら、今の時代、大学という選択肢は費用対効果があまりに悪いと感じます。

大学では、「どう稼ぐか」ということを教えてくれないので。

生きるのにどれだけのお金が必要で、それはどのように稼ぎ出すもので、そのためにいま学んでいる学問がどんなふうに活かせるのか、そういう実践的なことが習得できないっていうのは致命的ですね。

なんというか、学校と社会に断絶がありすぎるんですよね。
深い溝が横たわってる。

英語の勉強とかも、その典型ですね。
小学校とかから大学卒業まで、計何百時間費やしたかわからない。
なのに、日本の大学生とか社会人って全然英語喋れないじゃないですか。

よくテレビで、街頭で英語の質問して答えられるかどうかって番組があったりしますけど、あれとかヤバイですよね。

テレビならではの演出とか、酷い回答だけピックアップしてるとかの操作はあるでしょうけど、にしてもひどすぎる。
学校の授業ってのが、いかに実用シーンとズレがあって役に立たないかわかります。

リアルな社会とかけ離れた講師陣

ところで、大学の先生たちって変わり者が多い気がします。

それ自体はぼくは嫌いじゃないんですけど、なにぶんビジネスとかけ離れた生き方をしてきた人がほとんどなんですよね。

社会に出てからの具体的な働き方とか、稼ぎ方なんかを、学生にはっきり見せることができない人たちなんですね。

少なくともぼくは、大学の授業で実社会で働くことの具体的イメージを持てたことは一度もないです。

自分が文学部だったからかな……とか思ったりもしましたが、経済や法律を専攻していた友人たちも大して変わらないみたいに見えました。

日本の大学に明るい見通しはなさそう

大学の価値は、これからもさらに下がるんだろうなと思います。

世界の大学はどんどん伸びていくんですよね。まず英語が当たり前に浸透しているので。
英語でのコミュニケーションが普及していれば、色んな国から優秀な学生が集まってきますからね。

そういう大学の価値が相対的に上がっていくので、閉鎖的で進歩のない日本の大学の存在感は下落していく一方だろうなぁ。

まずそもそも、国自体の成長がもう見込めないですからね。
落ち目の国にわざわざ学びに来ようなんていう、そんな酔狂な学生は滅多にいませんので。

自分の子どもたちが年頃になったとき、果たして日本の大学は、どんな意義をもって存在しているのか。

今のところ、楽観的な見通しはほとんどないように思います。

関連記事はこちら

大手銀行に吹き荒れるリストラの嵐。銀行はもうオワコンか?
サラリーマンの未来やいかに。注目の本『ポスト平成のキャリア戦略』

人生変えたい人におすすめの本!岡本太郎「自分の中に毒を持て」

天職を見つけたい人におすすめの本「モチベーション革命」
「大雪の日は日本人がバカであることを再認識させられる」という話

教育

Posted by 神谷ボコ