【ベンチャー転職】こんな人は続かない。ベンチャーを辞めていく人の3つの特徴

2019年5月24日

今日はベンチャーについて書いていきます。
早々に辞めていく人の特徴と、再起をはかりたい人におすすめのサービス紹介などなど。

ベンチャーへの転職は人気?

前に書いたとおり、30代半ばまでに4社経験とそれなりの転職歴があるためか、まわりからけっこう転職の相談を受けます。4社ともキレイにばらばらな規模・ステージで、

    • 新卒   → 社員4,000名規模の大企業(金融)
    • 2社目 → 500名強の中企業(コンサル)
    • 3社目    → 50名の中堅ベンチャー(出版)
    • 4社目    → 10名強のどベンチャー(Saas)

という感じでいろいろ見てきて、自分自身ちょくちょく手痛いミスや、ここに書くのもためらわれる大失敗も犯してきました。

そんなところも含めて知人からの相談にはできるだけしっかり応じるようにしています。実際どこまで助けになってるかは別として。

ベンチャー、スタートアップへの転職サービスが増えてる

それで最近は「ベンチャー」「スタートアップ」への転職を考えてる人が多いなぁ、という印象。

ベンチャーとスタートアップの定義の違い、みたいなところはこのへんのサイトに譲ります。
とりあえず今日のところは「社員50名以下で、それなりの急成長を目指している企業」をベンチャーもしくはスタートアップと言う、とでもしておきます。

同じ小規模企業でも、町の中小企業のようなものとは違うという点だけ理解してもらえればいいかと。

それで、実際にやっぱりベンチャー企業への転職や就職は増えてると見て間違いなさそうです。

まぁ、Wantedlygreenビズリーチ、それにSwitchなどはじめ、今やベンチャー・スタートアップ中心の求人プラットフォームはごまんとあります。
それに「ベンチャー特化」を明確にうたった転職エージェントもそれそこ星の数ほどいます。


ベンチャーという言葉が、もうすっかり市民権を得た

10年前はまだまだベンチャーという言葉自体が目新しくて浮いてる感じでしたけども、今やすっかり市民権を得たな、という感じですよね。

いや、そんなことわざわざ思うこと自体、まだ感覚が古いですね。反省。

周りの友人なんかでも、大企業からベンチャーに移る人、新卒でベンチャーに入る人、ベンチャー企業を毎年のように渡り歩いている人とかいるんじゃないでしょうか。

現実は厳しい?ベンチャーを辞めていく人びと

そんなわけで、ベンチャー人気の波に乗ってか、まわりから「ベンチャーに行きたい」「スタートアップに転職したって聞いたけど、実際のとこどうなの?」と聞かれることが本当に増えました。

そんでもって、実際にベンチャーへの転職を果たす知り合いもいたりします。

ただ、現実はなかなか簡単ではないのか、残念ながらせっかくの新天地を早々に去っていく人がそれなりの数います。

それも入社数ヶ月もてばいいほうで、数週間で連絡が取れなくなる……みたいなケースがわりと多い。
また、最近はぼく自身、ぷちリーダーとして新メンバーの育成にも携わっているんですが、ケアせどケアせど、悲しいことにパタッと来なくなりそのまま辞めていってしまう人を目の当たりにしています。

一方で、同じ仕事内容とボリューム、同じ目標設定で走っている別の新メンバーは、それなりにヒーハー言いつつ、それでも残り続ける。

まったく同時期にジョインして同じミッションを課された4名のうち、2名が辞めて、あとの2名は残る……そういう現象を何度も目にしてきて、最近は「ああ、この人はたぶん、、、続かないな」という観察眼がだいぶ肥えてきた感覚があります。

去りゆく人に見られる3つの特徴

そういう視点で見てみると、けっこう当たるんですね。悲しいことに。

近頃はその人の入社から3日も見てればだいたいわかるようになってきました。
もちろん「ああこの人はヤバイな」と思ったらできるだけ手厚くサポートするようにしているんですが、それでもやっぱり続かないことのほうが多いです。

他の場所で咲くのならそのほうが幸せでしょうから何も問題ないとはいえ、迎え入れたこちらとしてはやっぱり寂しいし、くやしい。
しょうがないんですけどね。

じゃあベンチャーで続かない人にはどんな特徴が見られるかというと、

    • 無駄に慎重、「とりあえずやってみりゃいい」の姿勢がない
    • やたら過去の経験、スタイルを引きずる
    • 素直さに欠ける

大きく分けてこの3つが挙げられる気がします。

慎重すぎて「とりあえずやってみりゃいい」の姿勢がない

読んで字のごとく。無駄に、慎重なんですね。要するに遅い。直近で辞めてしまったある営業メンバーは、商談後のお客さんへのお礼&議事録メール1本打つのに冗談抜きに1時間近くかかってました。

新卒ならまだしも、30代の中途社員であるのに。慎重さも時には大切ですけども、さすがにこれはいただけない。

他にも、たとえば初めは先輩の商談に同行するわけですが、いずれ「卒業」して自分のクライアントを持つことになるので、どこかのタイミングで「今日はお前が商談仕切ってみろ」という挑戦の日が来るんですね。誰でも、遅かれ早かれ。

で、こんなのは早めにやってしまったほうがいいに決まってる

幸い横に先輩もいるわけで、自分がトチってもいくらでも救済してもらえるわけですので。
であるのに、辞めていく人たちというのは、往々にしてこの「挑戦」を先送りにしたがるように見えます。

過去の経験、スタイルを引きずる

「前の会社ではこうでした」
「私はこういう形でやってました」。

こうした発言をする人が多い気がします。これだと朝令暮改、ゼロイチが当たり前のベンチャーでやっていくのは厳しいかもしれません。

素直さに欠ける

ここでいう素直さは、いわゆる「従順」とはまったく違うものです

ここでの素直さというのは、「まず相手の意見を受け止める」姿勢のこと。

某日系コンサル創業者の名言に「成功する経営者の3要素、すなわち素直・プラス発想・勉強好き」という言葉があって、この素直さも同じことです。

それで、ベンチャーで続かない人は、この素直さが決定的に足りないように思います。

周囲の愛あるアドバイスに対して、即座に「でも」「そうかもしれませんけど」が出てきちゃう。受け止めようとしないわけです。愛を。だから周りの支えを受け続けることができない。そうすると、次第に与えてもらえなくなってしまう。

そうなると、仕事量がハンパなく、しかも社内前例やルールのないベンチャーでは仕事が回らなくなります。

自分ひとりで誰にも相談なく進められる仕事なんて、とくにベンチャーにはほとんどないわけなので。

3つの特徴の逆を行けば……ベンチャーでやっていける?

なんだか辛口なトーンになってしまいましたが、これが偽らざる経験者のイチ意見です。

今からベンチャー転職・就職を考えているかたにはちょっと申し訳ない話になってしまったかもです。ごめんなさい。

でも裏を返せば、これらの特徴と反対の行動をとれば。あるいは反対の資質を持っているなら、きっとどんなベンチャーでもやっていけるのではないかと思います。

ベンチャーは大企業とはまったく違う世界です。でも、ひととおりどの規模も経験した者としては、ベンチャーという環境が一番楽しいです。

もちろん向き不向きありますけども。

あるいは個人事業主や起業家はもっと楽しいかもしれませんけど。

いずれにせよこの記事を読んでくれたあなたが、ベンチャーへ転職し充実して働けることを、祈っています。

ベンチャーでつまづいてしまった人は

最後に1つ大事なことを。

上でも触れましたが、ベンチャーに入ったものの辛くて辞めてしまったり、鬱っぽくなってしまったりする人は少なくないと思います。

というか、ベンチャーに限らないですよね。日本の職場環境は人手不足と非効率によって慢性的にブラック化しがちですし、未来にもあまり希望を持てない場合、常に鬱々としちゃいますからね。

ギリギリの中でやってると、ちょっとしたきっかけで糸が切れて働けなくなってしまうこともあります。

そういうときは、無理せず逃げていいと思いますよ。体と心が悲鳴をあげてる段階でもう限界なんですから、限界を超えてまで働く必要なんてまったくないです。

休んで、辞めて、可能ならしばらく仕事なんかせずのんびり休養して過ごしましょう。
ぼくも逃げるように辞めて、そのまま1年半引きこもってニートしてたこともあります。
それでもまた仕事することができてますからね。

再就職のための活動はもちろんラクじゃないですが、転職サイトとか転職エージェントは無数にありますから、どんどん頼っていきましょう。

↓の「ウズウズ」なんかは、フリーターやニート、引きこもりの人に特化した転職エージェントサービスです。
登録するとキャリアカウンセラーが担当で付いてくれるんですが、そのカウンセラーさんも元ニートとかフリーターという人が多いそうです。

自分と似たバックグラウンドの人がサポートしてくれるので何かと頼りやすいですよね。よかったらサイトを見てみてください。

大丈夫です。つまづいたら一回立ち止まって、そこからゆっくり歩いていけばいいんですよ。

※ちなみに、こんなことエラソーに書いているぼく自身も2019年1月にベンチャーを辞めて独立することになりました。ことの顛末なんかは下の記事に詳しく書いてあります☟

主に保育園の退園問題について書いてありますが、家族持ちの方の転職・退職にはそれなりに参考になるのではと思います。