退職届

「部下はいつだって辞めることを考えている」と思ったほうがいい

    

仕事がら、経営者やそれに近しいマネジメント層とお話しすることが多い。

で、よく話題に上がるのが「人が定着しない」。部下が入っては辞めていく、とのこと。

オフィスを覗いたり社員と接したりするかぎり別にブラックな働き方させてるわけではなさそうだし、求人条件など見てみても給与水準が絶望的に悪いわけでもない。

経営層もそう思ってるみたいで、どうしてかなぁ、という感じ。

でも、平社員として各社を転々としてきた自分には、部下の人たちが辞めてく理由がよくわかる。

理由というか、

人は誰だって「今よりいい場所」を探している

ということなんだけども。

こんなのは昔からいつだってそうだと思うのだが、今はとくに、「いい場所みつけた!」となったときの意思決定と行動のスピードがみんな段違いに速くなっている、ということだと思う。

そのあたりが経営層、総じて40代以上とかのおっちゃんにはちょっと理解できないのかもしれない。

ぼくも会社を辞めるたびに、当たり前だが上司を呼び出して「ちょっとお話が、、」と退職の相談を切り出してきたのだが、毎回「え、なんで!?」と驚愕され、決まって裏切り者みたいな目を向けられてきた。

彼らの中では退職する人というのはウツ気味な感じに追い込まれてしまった人とか、全然仕事ができなくてつまらなそうにしている人とか、そういう人だけが対象なんだと思う。

それなりにいい感じに仕事に取り組んでいる人間については、まさか会社やめようと裏で動いてるとはツユにも考えないのだろう。

でもくりかえすが、そんなことは全然ないわけで。別にだまし討ちしようと裏でこそこそ動くつもりもなくて。

単純に、いつだって「もっといいところ」を探しているだけなのだ。いいところ、の基準は人それぞれだけども。

だから経営者やマネジメント層の方々、それにこれからそうなっていこうと目指している方々は常にこのことを当然の事実として捉えておいたほうがいい。

部下はいつだって辞めて次のとこに行こうと考えている

のだと。

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神谷ボコ について

Saas系スタートアップで営業・コンサルのお仕事しています。2歳わんぱく坊主と0歳予定の二児オヤジ。サラリーマンをしつつ、夜な夜な小説書いてはネット投稿→ https://kakuyomu.jp/users/POKOPOKKO 守備範囲は営業、転職、小説、筋トレ、音楽、家事育児。

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