お金

あなたの時給、ほんとは今より5倍高いかもしれない

    

時給いくら、で雇われているアルバイトは別として、時給制ではないサラリーマンは自分の時給が何円なのか正確に把握していないことが多い。

同僚なんかとそういう話題になることがあっても、みんなしっかり計算して理解してるわけじゃなく、大ざっくりと「1,500円くらいかな」「2,000円はいってなさそう」という感じで話す。

試しに計算してみると、たとえば年収500万円(額面)だと

5,000,000円÷(1日8時間×週5日×52週)=2,404円

となって、だいたい「時給2,500円」というところ。残業なし・土日出勤なしの超ホワイト条件でこれだから、実態はもう少し下がって概ね時給2,000円あたりだと思う。(ぼく自身もだいたいこれくらいのライン)

ところがそれが本当に自分の市場価値かというと、そういうわけでもない。この金額はあくまでその会社があなたに支払う金額である。

とくにサラリーマンは多くの場合ジェネラリストとしての採用が前提であって、まぁ最近は「その人の強みを生かすことに集中しようね、そのほうが効率的だし生産性高いから」という得意・不得意への理解もだいぶ広まってきてはいるものの、

それでも大半のサラリーマンは、自身の専門性や得意領域そのものに値段が付いているのではなく、やっぱりジェネラリスト的に評価が付いての給与金額ということだ。

これは何も「俺たちは企業に不当に安く買い叩かれている!」ということでは必ずしもなくて、その逆もじゅうぶんあり得る。サラリーマンとしてはまったく無能で何の役にも立たないような人が、たまたま大企業に入れたことで本来の適正価値よりもずっと高いお給料をもらっている、ということもままある。

そういう人は大企業から外に出たときに、初めて自分の本来の市場価値を突きつけられて愕然とすることになるのだけども。

それは余談なので置いておいて、今回話したいほうで言うと「会社の外だともっと時給って高い値がつくんじゃないのか?」というこっちのほう。

サラリーマンが自分の適正価格を知るための一番メジャーな方法は転職だと思うが、転職も結局は企業というフィルターを通しての評価であることは変わらないので、今回は別の方法で試してみた。

それがこれ。「ビザスク」。

企業人やフリーランスの「専門性」にフォーカスし、あるビジネス上の課題をかかえたクライアントと、その解決策を持っていそうないわばプチ専門家をマッチングするプラットフォームだ。

似たようなサービスだと「サンカク」があるが、こちらは基本的に無償が前提。あくまでもボランティア的に他企業の事業開発などに参画しようというのがコンセプトのサービス。よって時給チェックには使えない。

一方ビザスクのほうは、「私こんな課題を持っていて、だからこういう専門性のある方に話聞きたいんだけど、あなたの1時間を3,000円で買わせてもらえますかね?」というコンセプトのサービスなので、バッチリ自分の「専門性」、つまり価値を時給換算することができる。

で、じゃあ実際にやってみてどうだったかというと……

1時間5,000円、

でマッチング成立した。

ぼくのビジネス上の専門は営業コンサル(厳密にはSaas系のカスタマーサクセスコンサル)で、今回マッチングしたのもその領域のお話。サイトに入って検索してからわずか15分程度での成立だった。

もちろんクライアントの払う5,000円には運営元であるビザスクへの手数料も含まれていて、だから5,000円丸々がぼくの懐に入ってくるわけではない。

それでもクライアントはその経費込みでぼくとの1時間に5,000円コストを投下すると意思決定してくれたわけなので、この1時間に5,000円の値がついたものと判断してよいと思う。たぶん。

というわけで、冒頭で示した「だいたい時給2,000円」から考えると、ビザスクではぼくの価値は2.5倍の値がついたということになる。

相手がそれなりにのっぴきならない課題をかかえているという前提条件つきではあるものの、逆にいうとその要件を満たすクライアントにターゲットを絞ってアプローチすれば、フリーでやってもコンスタントにそれくらいの時給が稼げるってか……という取らぬ狸なスケベ心がむくむくともたげてきそうである。

サンプル1件でこう結論づけるのは早計な気もするが、サラリーマンとして時給2,000-2,500円と価値づけられている人間が、外の世界では2-2.5倍の値段をつけてもらえることもある、というのはまぎれもない事実。

今回は申し込まなかったが、ビザスクの公募案件の中には1時間10,000-15,000円なんて金額のものもあり、そうすると価値としては軽く5倍を超えることになる。

「自分の時給はいくらかな?」と今のサラリーマン金額で算出してみてちょっと悲しい気持ちになった人は、ついでにビザスクなりで企業フィルターを外した「適正価格」を測ってみるのもいいかもしれない。

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神谷ボコ について

Saas系スタートアップで営業・コンサルのお仕事しています。2歳わんぱく坊主と0歳予定の二児オヤジ。サラリーマンをしつつ、夜な夜な小説書いてはネット投稿→ https://kakuyomu.jp/users/POKOPOKKO 守備範囲は営業、転職、小説、筋トレ、音楽、家事育児。

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